こんにちは!
きしこです☆
夫の転勤先で家を建てました!
地元でマイホーム計画をしていたのですが、夫が転勤になったため白紙に・・・。
そして転勤先で4年後にマイホームを建築しました。
- 地元以外でマイホームを検討している方
- 地元じゃない場所に住んでいて、賃貸か持ち家か迷っている方
- マイホームが欲しいけど、地元じゃないから迷っている方
このような方々の参考になれば幸いです。
地元じゃないけど家を建てた理由
私が地元じゃないけど家を建てた理由は以下の5つです。
- 良い賃貸がない
- 借家の場所が子育てしにくかった
- 借家が寒すぎた
- 地元に戻る可能性がなくなった
- 家賃補助が期間限定だった
良い賃貸がない
田舎あるあるかなと思っていますが、とにかく良い賃貸がないんです。
だいたい同じような広さで、同じような家賃なのですが、辺鄙な場所に建っていることが多かったんです。
極端に狭い道沿いや、川の横など、とにかく住みにくそうな場所ばかりでした。
また、田舎だから車が1人1台必須なのにも関わらず、駐車場料金はしっかり取られる。笑
1台の相場が3,000〜5,000円なので、2台で6,000円〜1万円程度でした。
そう考えると、7万円台の家賃でも、駐車場2台と共益費を入れれば8万円台になります。
田舎の賃貸事情、もう少しどうにかならないかなぁ・・・。
そりゃマイホームってなるよね。
土地が余りまくってるのに、駐車場代とられるの腑に落ちない・・・笑
借家の場所が子育てしにくかった
借家の前は大きな道路で、しかもカーブ。
大型のトラックや通勤の車たちが猛スピードで家の前を走っていました。
庭があったのですが、子どもを庭で遊ばせるのも怖い土地で、近くに公園もないし子育てしにくいなと感じていました。
保育園や小学校は近いのですが、とにかく交通量が多くて見通しが悪く、通園や通学も怖いなと感じていました。
実際に交通事故もよくあったので、ここに住み続ける気にはなれませんでした。
妊婦検診とかはほぼ無料で優しいんだけど、児童館や公園は遠いし、蜂めっちゃ飛んでるし、町の整備が行き届いてなかったなぁ・・・
借家が寒すぎた
築10年〜15年くらいの借家だったのですが、オールアルミサッシ!
大きな吹き抜けにリビング階段、シーリングファンなし!
冬の暖房効率が悪すぎて、室温は2℃。
家の中でダウンを着たりしてました。
とにかく寒くて、最終的に6畳の和室を締め切ってそこで冬を乗り切っていました。
光熱費がバカ高くなり、電気とガスと灯油だけで4〜5万円・・・。
しかもアルミサッシなので結露がすごくて、とにかくカーテンやクロスがカビまくるという大変な家でした。
ガスもプロパンで高すぎた・・・
地元に戻る可能性がなくなった
製造工場勤務の夫が以前働いていた地元の工場が、別のグループ会社になったため、地元に戻る可能性がなくなりました。
地元に戻るときは、転職もしくは辞職するときです。
この可能性が少しでもあったら、もしかしたら家を建てていなかったかもしれません。
いつか戻れると思っていたので、絶望的な瞬間だった・・・
家賃補助が期間限定だった
会社都合の転勤でこの土地に来ましたが、なんと家賃補助が7年という決まりがありました
私たちが住んでいた借家は家賃が9万円でした。
家賃補助が切れると9万円全額支払うことになるので、かなりの負担になります。
しかもこの家賃補助、年々額が減っていくんです。
1年目は6万円。
2年目は5万円。
3年目は4万円・・・
最初は3万円で住めていたのですが、4万円になり、5万円になり・・・
カウントダウンされているかのようでした。笑
家賃補助もらえるだけでありがたいけど、転勤者にもう少し優しくして欲しいなと感じてしまった・・・
地元じゃない土地でツラかったこと
地元じゃない土地に住むと色々あります・・・
私がツラいなぁと感じたことを紹介しますね。
- アウェイ育児
- ホームシック
- 自分と社会とのつながり
- 苦手な虫への恐怖
アウェイ育児
借家に住んでいた頃、周りはほとんど地元の人ばかりでした。
知り合いが誰もおらず、夫は仕事が多忙であまり家におらず、1人で子育てしているのがとても辛かったです。
ノイローゼ気味になり、私の機嫌も悪くて夫婦喧嘩が多発。
とにかくしんどかったのを覚えています。
しんどすぎて「実家に帰らせていただきます」って何度も帰ったよ。。。
ホームシック
地元に帰りたい!
そう言い続けて毎日のように泣いていました。
大きな荷物を持って、1週間地元に帰ったこともありました。
自分で決めて転勤先についてきたのですが、その決意は一瞬で崩れて帰りたい病になっていました。
友だちとも会えなくなって、ひとりぼっちだな〜と感じてしまってた。
自分と社会とのつながり
夫の転勤で引っ越すため、勤めていた保育園を退職しました。
毎日子どもたちと歌ったり踊ったりしていたにぎやかな毎日から、知らない土地での専業主婦という環境の変化は私の中で耐え難いものでした。
自分は社会にとって必要なのか?
そんな自問自答を繰り返す日々で、どんどん「自分は一人だ」と孤独を感じるようになりました。
これを考えだすと眠れなくなるほど辛かった。
人と話すことって大事だね!
苦手な虫への恐怖
虫が苦手なのですが、住んでいた借家の周辺にはたくさん虫が出ました。
特に春・秋にはカメムシが大量発生。
外に洗濯物を干せなくなり、室内にもどこからか侵入してくるので本当に怖くてストレスでした。
慣れるかと思いきや、そんなこともなく今でも苦手です。笑
なんか、どの虫もサイズがでかいのよ。
アリも、クモも、カメムシも・・・怖すぎる。
私達の選んだ道
地元じゃないからこそ、マイホームを建てる際に重視したことがあります!
私達が家づくりの際に選んだ道を4つ紹介しますね。
- ローコスト住宅
- 住み替えを視野に入れた家づくり
- 子育てしやすい安全な土地
- 100点ではなく80点の家
ローコスト住宅
なるべく予算を抑えて、身の丈に合うマイホームを建てることにしました。
建売や中古物件なども見て回りましたが、良い会社に巡り会うことができて同じ価格帯で注文住宅を建てられました。
大手ハウスメーカーではなく、地域の工務店に変更して1,000万円の減額に成功!
大手ハウスメーカーは資料請求、地域工務店は自分の足で回るのが鉄則!
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地域工務店は、地域に密着しているので、その土地に合った家づくりをしてくれます。
でも、地元じゃないから知り合いが少なくて情報収集できないし、探し方がわからないという方もいますよね。
工務店に特化した検索サイトをつくったよ!
実際に地域工務店で家を建てた施主さんの口コミだから、めちゃリアルな意見がたくさん!
住み替えを視野に入れた家づくり
「マイホームに一生住む!」
という思いは元々なく、将来の住み替えを視野に入れて家づくりをしました。
また転勤があったとしても、住み替えたとしても、泣かないで済むようローコストを目指しました。
住み替え前提なので、今にコミットした家づくりができる!
子育てしやすい安全な土地
交通量や接道の幅、公園の場所、治安など、子育てしやすい土地を選びました。
借家時代はあまりにも安全性が低く、ヒヤッとすることも多かったので、この土地を選んでよかったなと思っています。
周りにも子育て世代の家庭がある程度いるので、お友だちもたくさんできました。
子どもたちがのびのび遊べる環境って、それだけで幸せを感じるよ!
100点ではなく80点の家
耐震・断熱・省エネ・デザイン・広さなど100点を目指そうとすると高額になります。
元々、予算を削ることに決めていたのでトータル80点を目指しました。
そうすることで、かなりコスパ良く理想に近いマイホームが建てられたと感じています。
最高級の家ではなく、自分たちにとって「ちょうど良い家」がベスト!
自分に合う家づくりをした結果
最初はツライなぁと感じていた、地元以外での生活。
自分に合う家づくりをした結果、嬉しい変化が沢山ありました。
- 地元以外の人がたくさんいる町
- 安全な暮らし
- 生活が圧迫されない
- この町が好きになった
地元以外の人がたくさんいる町
地元民じゃない人もたくさん住んでいる町に住み替えたことで、アウェイ感がなくなりました。
もちろん地元の方もいますが、他府県から転勤でこられた方もたくさんいて楽しいです。
私たちと同じ境遇の人がたくさんいるので、話しやすいなと感じています。
出身地がバラバラだからこそ、いろんな地域の話が聞けて面白い!
安全な暮らし
子どもを持つ家庭が多く、車の運転にも気をつける習慣がある町です。
公園も複数あり、総合遊具もあるので子どもたちがのびのび遊べています。
小学生の息子は、もう私がいなくても公園でお友だちと遊ぶので、安全な公園があると親としても嬉しいです。
安全に過ごせる町って、それだけで重要文化財だと思う!
生活が圧迫されない
ローコストを目指したので、生活を圧迫されない住宅ローン返済額に収まっています。
身の丈に合う家づくりをしたので、出費も身の丈の範囲内でよかったなと痛感しています。
子どもが育ってくると、思っていたより生活費がかかるんだということを思い知りました。笑
身の丈ハウスにしてよかったです。
お金ももちろん大事!
生活に余裕があれば、旅行や趣味も楽しめるね!
高すぎる家を建てて生活が圧迫されないように要注意!
建築士やFPさんたちと家づくりの知識を発信してます!
この町が好きになった
借家時代はこの地域が本当に嫌いで、早く地元に帰りたいとずっと思っていました。
しかし、この土地で家を建てたことによって
マイホームが好きになり
この町が好きになり
毎日機嫌よく暮らしています。
こんなに毎日が楽しくなると思っていなかったので、本当に家を建ててよかったなと感じています。
あれだけ嫌だと思っていたのに、今では愛おしい住みよい町になりました!
最後に:地元じゃないけど家を建てたい方へ
地元じゃない場所での家づくりは、詳しく知らないことだらけで不安も多いです。
でも、住む環境を愛せることで、この地域を好きになることができました。
毎日が楽しくなり、子育てがしやすくなり、自分も家族も機嫌が良い。
地元を離れて学べたことも多く、夫婦の絆も深まった。(気がしてます笑)
地元以外の土地でマイホームを検討している方々の参考になれば幸いです。
「身の丈に合う家づくり!」をテーマにInstagramで発信中!